ダラス連銀総裁:住宅は景気回復をけん引、緩和効果ではない

米ダラス連銀のフィッシャー総裁 は19日、米国では住宅市場が景気回復をけん引しているとしつつ、米金 融当局による証券購入がそれに大きく貢献したわけではないとの見解を 示した。

フィッシャー総裁はブルームバーグラジオとのインタビューで、「 住宅市場が動き出した」と発言。「わたしの見方は変わっていない。当 局の大規模な資産購入の有効性を疑問視している」と述べた。

前週の米連邦公開市場委員会(FOMC)では、住宅ローン担保証 券(MBS)を月額400億ドルのペースで無期限で購入し、中長期証券 の保有を拡大する方針が決定された。フィッシャー総裁は今年の FOMCで議決権を持たないが、決定に反対を唱えてきた。当局は量的 緩和第3弾(QE3)を通して成長を後押しし、現在8.1%の失業率を 押し下げる狙いだ。

フィッシャー総裁は、FOMCの決定を受けて「株式相場は一時的 に上振れした」ものの、「その勢いはやや失われたようだ」と発言。当 局の決定でインフレ期待も高まったと指摘した。

原題:Fed’s Fisher Says Housing Market Leading U.S. Economic Recovery(抜粋)

--取材協力:Aki Ito.

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