米ゴールドマンCEO:「私は社会主義者ではない」

米ゴールドマン・サックス・グルー プのロイド・ブランクファイン最高経営責任者(CEO)は19日、自分 は社会主義者ではないが、経済成長が十分に公平な富の配分にはつなが っていないと思うと述べた。

同CEOはカナダのトロントで行われたロイヤル・バンク・オブ・ カナダのゴードン・ニクソンCEOとの公開討議で、経済システムの2 つの目標は景気を拡大させることと世界に富を広げることだとの考えを 示した。

ブランクファインCEOは「システムがうまく機能していれば、長 期的にはその両方の目標が達せられるはずだ」とした上で、「第2の目 標の達成は適切でもなく、十分でもない。それが苦痛をもたらしてい る」と語った。

ニューヨークのマンハッタンから世界に広がった、格差社会に抗議 する運動「ウォール街を占拠せよ」は17日に開始から1年を迎えた。

ブランクファインCEOは「ここ1、2世代の間に米国は富を生み 出すことは極めてうまくなったが、その分配はずっとまずくなった」と 指摘した。ただ、富の再配分には反対の考えを示し、「私のことを社会 主義者だと言う者はいないし、実際に私は社会主義者ではない」と述べ た。約860人の聴衆の前で語った。

また、金融危機の背景でゴールドマンなど金融機関と業界が演じた 役割への注目度は「釣り合いを欠いたものだ」が、必ずしも不当なもの ではないとの考えを示した。

原題:Blankfein, No Socialist, Sees Flaws in Wealth Distribution (1)(抜粋)

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