ギリシャ、ロンドン高級住宅街の公館やタトイ離宮の売却検討

ギリシャはロンドンやベオグラード の在外公館や代表事務所の入った建物の売却を計画している。事情に詳 しい関係者2人が明らかにした。同国は国際的な追加支援を確保するた めに資産売却を急いでいる。

情報が非公開だとして匿名を条件に語ったこれら関係者によると、 売却対象はこれまで国内の不動産に限定されていたが、今ではロンドン の高級住宅地、ホランドパークの公使官邸のほか、ブリュッセルやベオ グラードの事務所ビルも含まれる。このほか、アテネ郊外のタトイ離宮 も売却またはリースに出される可能性があるという。

ギリシャは2400億ユーロ(約24兆5700億円)の国際支援を受ける条 件として、2020年までに資産売却を通じて500億ユーロを調達すると確 約している。同国の国有資産開発基金は先週、資産売却を加速させる方 針を明らかにした。アテネ訪問中の査察団は、ギリシャが直近の支援金 を受け取れるかどうか見極めようと、状況を検証している。

資産売却プログラムを通じてギリシャがこれまで確保したのは約18 億ユーロにとどまっている。欧州当局者らは債務削減に向けたギリシャ 政府の取り組みが遅すぎると批判している。今年に入って何カ月にもわ たった債務再編交渉のほか、2度の総選挙でユーロ圏離脱の恐れが生じ たことにより、資産売却は遅れている。国有資産開発基金は今年中に3 億ユーロ相当の資産売却を完了できると見込んでいる。

原題:Greece Said to Plan Sale of Former Royal Estate, London Home (2)(抜粋)

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