安住財務相:追加緩和は予想以上の措置-日本経済に良い影響

安住淳財務相は19日午後、日本銀行 が同日の金融政策決定会合で資産買い入れ等基金の資産購入額を45兆円 から55兆円に拡大するなどの追加緩和措置を決定したことを受け、「大 いに歓迎する。予想以上に思い切った対応をしていただいた」と述べる とともに、「日本経済の回復が厳しい局面に至った状況を的確に捉え、 時宣を得た適切な措置を講じた」と評価した。同省内で記者団に対して 語った。

今回の決定では長期国債、社債の買い入れ下限金利(0.1%)の撤 廃も盛り込まれた。これに対し、財務相は「長期国債などの買い入れを より確実にするための措置。現在の包括緩和政策の実効性を一層高め る」と指摘。10兆円の資産購入額の増額と併せて「デフレ脱却に向けた 積極的な措置として評価できる。為替市場の安定を含め、日本経済に極 めて良い影響をもたらす」との認識を示した。

追加緩和は来月に先送りとなるとの見方も浮上していただけに、 「10兆円という規模はある意味サプライズ。思い切った決断を早目、早 目に打っていただいたのは大変良かった」と言明。その上で、「日銀に は引き続き、政府との緊密な連携を保ちつつ、経済、物価や市場動向を 注視し、積極的かつ果敢な金融政策運営によって経済を下支えしていた だけるものと確信している」と語った。

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