欧州委:マイクロソフトのブラウザー問題で異議告知書を準備

米マイクロソフトが利用者にブラウ ザー(インターネット閲覧ソフト)の選択肢を与えるためのEUとの和 解条件に従わなかった問題で、欧州連合(EU)の行政執行機関である 欧州委員会は、競争法に基づく異議告知書の準備を進めている。事情に 詳しい関係者2人が明らかにした。

異議告知書が公開されていないとして匿名を条件に語った同関係者 によると、欧州委員会が異議告知書を送付するタイミングは決まってい ないという。異議告知書は競争法違反の疑いを列挙しており、罰金の前 触れとなる可能性がある。

欧州委員会のアルムニア委員(競争政策担当)は7月、マイクロソ フトが同社の基本ソフト(OS)ウィンドウズの利用者に対し、2011年 2月からブラウザーを選択させる画面の表示を怠り、監督当局を欺いた 可能性があるとの見解を示した。マイクロソフトは一部利用者に画面が 表示されなかったのは技術的エラーが原因だと説明し、2016年3月まで 対策を延長する意向を示した。

マイクロソフトは7月の声明で、エラーが発生したことに対して遺 憾の意を表明し、当局による制裁の可能性があることを理解していると の見解を示した。同社のブリュッセルの広報室は今回、それ以上のコメ ントを控えた。

原題:Microsoft Said to Face EU Antitrust Complaint on Browser Choice(抜粋)

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