ブラジル財務相:QE3は新興市場の成長損なう恐れ

ブラジルのマンテガ財務相は18日、 米連邦公開市場委員会(FOMC)が決定した量的緩和第3弾(QE 3)について、新興市場国・地域の成長を損なう恐れがあると強く批判 した。

マンテガ財務相は、米連邦準備制度理事会(FRB)が実施するオ ープンエンド型の資産購入はドルの価値を下落させ、ブラジル製造業の 競争力低下につながるだけでなく、ブラジルの外貨準備の価値も損なう と述べた。同財務相は2010年に先進国が輸出拡大のために金融政策を利 用していると主張し、これを「通貨戦争」と呼んだ。

マンテガ財務相はモスコビシ仏財務相とパリで会談後、記者団に対 し、「QE3はわれわれにとって憂慮すべきものだ」と発言。「米国で はそれが多くの問題を解決するだろうが、ドル安は新興国に多くの問題 を引き起こす」と語った。

QE3の導入が発表された13日以降、ブラジルはレアル安誘導を強 化しており、ブラジル中央銀行は過去4営業日で4回、リバーススワッ プを実施した。

原題:Brazil Finance Chief Blasts QE3 as Damaging for Emerging Markets(抜粋)

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