NY原油:続落、サウジ増産とフェデックス業績見通しを嫌気

ニューヨーク原油相場は続落。2 週間ぶりの安値に下げた。サウジアラビアが価格押し下げで何らかの行 動を取ると伝えられたことが嫌気された。また小荷物輸送の米フェデッ クスが利益見通しを引き下げたことで、景気減速による需要抑制への懸 念が強まった。

サウジアラビアは日量約1000万バレルを生産しており、顧客の要請 があればさらに増産する構えだと、事情に詳しい湾岸諸国の当局者が明 らかにした。フェデックスは顧客が安価な配送手段に流れていると指摘 した。原油価格は前日の市場で一時、1分弱の間に3ドル急落 し、2.4%安で引けていた。

コンフルエンス・インベストメント・マネジメント(セントルイ ス)のチーフ市場ストラテジスト、ビル・オグレイディ氏は「サウジが ここしばらく増産していることも、全般に景気が減速していることも知 られている」と指摘。「前日のような勢いで相場が急激に下げ、割安感 からの押し目買いも入らないとなると、状況は弱気だ」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物10月限は前日 比1.33ドル(1.38%)安の1バレル=95.29ドルで終了。8月30日以来 の安値で引けた。この2日間での下げは3.7%に拡大した。

原題:Oil Declines to Two-Week Low on Saudi Action and FedEx Outlook(抜粋)

--取材協力:Grant Smith、Emma Ross-Thomas、Ayesha Daya、Mary Schlangenstein.

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