英国債:10年債は続伸-スペイン情勢とインフレ鈍化で

18日の英国債相場は続伸。スペイン が金融不安の収束に必要な金融支援の要請を遅らせるとの観測が広がっ た。

英10年債利回りは前日付けた5月以来の高水準から低下した。8月 のインフレ率が鈍化したことも、債券の魅力を増す要因となった。

モルガン・スタンレーの債券ストラテジスト、アンソニー・オブラ イエン氏(ロンドン在勤)は「欧州と英国の経済は引き続き多くの向か い風に直面している。2%前後の英国債とドイツ国債の利回りはともに 悪くない投資と評価されるだろう」と述べた。支援に向けた「プログラ ムは整っているが、スペインが要請した際にのみ稼動する。この行き詰 まりのような状態を打開する必要がある」と続けた。

ロンドン時間午後5時現在、英10年債利回りは前日比5ベーシスポ イント(bp、1bp=0.01%)低下の1.88%。前日は1.99%まで上 げ、5月10日以来の高水準を付けた。同国債(表面利率1.75%、2022年 9月償還)価格はこの日、0.43上げ98.845となった。

スペインのサエンスデサンタマリア副首相はテレシンコとのインタ ビューで、受け入れ可能な条件であれば支援要請を検討すると発言し た。

英政府統計局(ONS)によると、8月の英消費者物価指数は前年 同月比2.5%上昇と、伸び率は前月の2.6%を下回った。

原題:Gilts Advance as Spanish Aid Delay Concern Boosts Safety Demand(抜粋)

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