最大のテールリスクは「財政の崖」、欧州危機より怖い-調査

世界の投資家が最も危惧するテール リスクは米国のいわゆる「財政の崖」であることが、バンク・オブ・ア メリカ(BOA)メリルリンチの9月の調査で明らかになった。財政の 崖とは、米議会が回避に動かなければ6000億ドル(約47兆1800億円)超 の歳出削減と実質増税が引き起こされる状況を指す。

同調査によると、この財政の崖を最大のリスクと回答したのは世界 の投資家の35%。欧州ソブリン債危機が最も心配と答えた33%を上回っ た。

BOAメリルは18日にリポートで、欧州に関する悲観は和らいでお り、資産運用担当者は2011年2月以来初めてユーロ圏の株式をオーバー ウエートにしていると説明。差し引き43%の投資家がユーロ圏を最も割 安な地域に挙げた。最も割高なのは米国株としたのは同58%で、ここま で回答に差が広がったのは調査開始以来初めてという。

最もアンダーウエートにしたい地域に日本を挙げた投資家の割合は 同24%で、8月の2倍となった。

調査は今月7日から13日まで、投資家253人を対象に実施された。 合計運用資産は6810億ドル。テールリスクとは、発生の可能性は低いも のの、発生すると影響が大きいリスク。

原題:Fiscal Cliff Tops Euro Crisis Among Tail Risks, BofA Says (1)(抜粋)

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