香港株(終了):下落-中国の政策めぐり懸念広がる

香港株式相場は下落。中国人民銀行 (中央銀行)が成長促進よりもインフレ抑制を目指す可能性があるとの 見方が広がった。

アルミニウム生産で中国最大手の中国アルミ(チャルコ、2600 HK)は3.6%安。東風汽車(489 HK)は5.1%下落し、日本メーカーと提 携する自動車株の下げを主導した。尖閣諸島をめぐり反日デモが中国で 広がる中、一部のメーカーは工場の操業を取りやめた。中国最大の海洋 油田会社、中国海洋石油(CNOOC、883 HK)やコンテナ施設を運営 する中遠太平洋(コスコ・パシフィック、1199 HK)も売られた。

医療機器メーカーの山東威高集団医用高分子製品(1066 HK) は7.5%高。中国はヘルスケア分野での支出拡大を計画している。

ハンセン指数は前日比56.18ポイント(0.3%)安の20601.93。一時 は0.3%高まで上昇。前日は5月4日以来の高値で引けていた。ハンセ ン中国企業株(H株)指数は前日比1%安の9683.89。

京華山一の調査責任者、キャスター・パン氏(香港在勤)は「中国 は恐らく金融緩和に当面踏み切らないだろう」と予想。「米国の量的緩 和が商品相場を押し上げ、これに伴い中国ではインフレ圧力が高まるだ ろう」との見方を示した。

原題:Hong Kong Stocks Decline From Four-Month High on China Concern(抜粋)

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