中国株(終了):下落-日中関係の緊迫化で経済への影響懸念

中国株式相場は下落。尖閣諸島をめ ぐる日中関係の緊迫化で貿易が減少し、景気減速が一段と深まるとの懸 念が広がった。上海総合指数の2日間の下落率は約半年ぶりの大きさと なった。

トヨタ自動車など日系自動車メーカーと中国で合弁を組む広州汽車 集団(601238 CH)は上場来安値を更新。中国の自動車業界団体による と、日系メーカーの販売店が反日デモの標的になったことを受け、日本 車を売る販売店の一部が休業した。売上高の3分の2を日本で稼ぐ磁石 メーカーの成都銀河磁体(300127 CH)も下落し、今月の安値を付け た。

中国の産金最大手、紫金鉱業(601899 CH)や産銅最大手の江西銅 業(600362 CH)を中心に鉱業関連株が値下がり。鉄道建設の中国鉄建 (601186 CH)も下げた。

中原証券の張剛ストラテジスト(上海在勤)は電話取材で、「周辺 地域で混乱が起きるときはいつでも、不透明感から株価は下落する」と 述べた上で、「中央銀行から追加刺激策が出ていないため、投資家は後 ろ向きで株価は下落を続ける」との見方を示した。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の両方に連動する 上海総合指数は前日比18.96ポイント(0.9%)安の2059.54と、終値と しては6日以来の安値で引けた。上海、深圳両証取のA株に連動する CSI300指数は1%安の2235.24で終了。

原題:China’s Stocks Fall on Concern Japan Tensions May Hurt Economy(抜粋)

--取材協力:Allen Wan.

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