米NPOのCEO報酬、23団体で100万ドル超-専門紙調査

ニューヨーク・プレスビテリアン病 院や米少年少女クラブ、リンカーンセンターなど20以上の民間非営利団 体(NPO)が2010年と11年に幹部に対し年間100万ドル(現在のレー トで約7900万円)以上の報酬を支払っていたことが、 慈善活動の専門 紙クロニクル・オブ・フィランソロフィーの調査で明らかになった。

同紙が17日発表した調査結果によると、23団体の最高経営責任者 (CEO)など幹部の課税対象報酬額が100万ドルを超えた。前回の調 査では15団体だった。

NPO監視団体チャリティー・ナビゲーターのケン・バーガー社長 は「われわれが受け取っているコメントの多くがCEOの報酬に関する もので、一部の報酬額について人々は怒り、衝撃を受けている」と指 摘。「報酬が6桁に上るという考え方に衝撃を受けている寄付者もい る」と述べた。

米国では1%の富裕層を標的にした「ウォール街を占拠せよ」など のデモ活動が活発化している。NPO幹部が高額の報酬を得ていること から、ニューヨークなどの州では報酬の上限を設定するよう提案する動 きが出ている。

バーガー氏は「公共の利益を提供すると考えられている慈善団体の 運営者が百万長者になるのなら、私としてはおかしな話だと思う」と述 べた。

同紙が主要NPO132団体を対象に実施した調査によると、米国の 大手慈善団体や財団の幹部報酬の中央値は11年に3.8%増加し42万9512 ドルだった。

原題:Nonprofit CEO Pay Topping $1 Million Rises Along With Scrutiny(抜粋)

--取材協力:Maryann Busso、Amanda Gordon.

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE