豪中銀:通貨高と中国経済減速がリスク、資源下落で-議事録

オーストラリア準備銀行(中央銀 行)は、豪ドル高と中国の景気減速が豪経済のリスクと判断しており、 必要なら政策金利を引き下げる余地があることを示唆した。今月4日の 金融政策決定会合の議事録を18日に公表した。

議事録によると、豪中銀は「インフレ見通しの現在の評価では、成 長予想の大幅悪化に対して政策を調整する余地が引き続きある」と認識 している。豪中銀は4日、政策金利であるオフィシャル・キャッシレー トの誘導目標を3.5%に据え置いた。

豪中銀は3会合連続で政策金利を変更しなかったが、議事録では当 局が商品価格の軟化を見守っており、世界経済が依然として「大幅な下 振れリスクにさらされている」との認識であることが明らかになった。 国内経済の見通しに関しては、労働需要が「さらに若干」弱まった兆候 について討議し、住宅市場は一定の改善があったとしている。

豪ドル高については、「高水準の為替相場が想定以上に景気への重 しとなりつつある可能性について議論」した。また、「構造的変化が続 いているにもかかわらず、失業率はこれまでのところ比較的低水準にと どまっている」との認識が示された。

議事録によると、鉱業部門の投資計画を中銀スタッフが評価したと ころ、「資源投資は向こう1年程度にわたって大幅に増加する」見通し で、金利据え置きの理由の1つとなった。

中国の最近の経済指標に関しては「やや弱まっており、それに伴い 鉄鉱石とコークス用石炭のスポット価格が急落した」と指摘されてい る。

原題:Currency Risk to Growth as Resources Drop, RBA Minutes Show (1)(抜粋)

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