リッチモンド連銀総裁:量的緩和第3弾は雇用効果低いだろう

米リッチモンド連銀のラッカー総裁 は量的緩和第3弾(QE3)について、恐らく米労働市場の回復にはあ まり寄与しないとの見解を述べた。

ラッカー総裁は15日に米ナショナル・パブリック・ラジオ (NPR)のインタビューに応じ、「効果を計るのは極めて難しいが、 個人的な考えではインフレに大きな効果をもたらすが、雇用面では最低 限の効果にとどまるだろう」と述べた。

13日発表の声明によると、米連邦公開市場委員会(FOMC)は政 府支援機関の住宅ローン担保証券(MBS)を月額400億ドルのペース で購入することを決定、フェデラルファンド(FF)金利誘導目標の異 例な低水準を少なくとも2015年半ばまで据え置く方針を示した。この政 策に対しラッカー総裁は唯一、反対票を投じた。

リッチモンド連銀が発表した声明によると、ラッカー総裁はMBS 購入に反対した理由について、米財務省か議会の財政権限の領域だと説 明。「追加的なMBS購入に強く反対する」と述べ、「同額の米財務省 証券の購入と比較し、投資配分をゆがめ、他の借り手の金利を引き上げ る」と指摘した。

原題:Fed’s Lacker Says QE3 Probably Won’t Do Much to Fix Labor Market(抜粋)

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