インド中銀:預金準備率、4.5%に引き下げ-政策金利据え置き

インド準備銀行(中央銀行)は17 日、国内経済の成長促進に向け予想に反して市中銀行の預金準備率引き 下げを決定した。インド中銀は政策金利を据え置きながらも、政府の景 気てこ入れ策を支援する。

インド中銀は発表文で、預金準備率を現行の4.75%から4.5%に引 き下げ、約1700億ルピー(約2460億円)を銀行システムに供給すること を明らかにした。22日から実施する。ブルームバーグ・ニュースの調査 で今回の結果を予想したエコノミストは39人中3人で、残りは現状維持 を見込んでいた。

同国ではインフレ率が7.5%超に上昇。この1年2カ月で初のディ ーゼル油の値上げに加え、米国の追加金融緩和に伴う商品相場の上昇が 物価高に拍車を掛ける恐れがある。

野村ホールディングスのエコノミスト、ソナル・バルマ氏は政策金 利発表前の段階で、「インド政府は機能不全状態から脱したものの、イ ンフレ見通しの改善にはまだ程遠い」と指摘。「モンスーン期の雨不足 や国際商品価格、財政赤字の拡大でインフレが上振れするリスクがあ る」と語っていた。

原題:India Cuts Reserve Ratio to Support Growth While Holding Rates(抜粋)

--取材協力:Manish Modi.

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