中国:過激行為に警告、一部抗議行動を禁止-反日デモ暴徒化

中国当局は、尖閣諸島国有化に反発 する反日デモの一部が暴徒化する中で、陝西省西安での抗議行動を一部 禁止。店の看板や窓ガラスなどを破壊した複数の容疑者を拘束した。デ モ参加者により日本車販売店2店舗が放火され、当局は放水により鎮圧 を図った。

反日デモにより日中関係の緊張が高まり、アジアの経済大国である 両国が世界的な景気下降に対抗できる余地が狭まる可能性がある。中国 は、水面下で進められている10年に1回の指導部交代や、重慶市トップ の共産党委員会書記を務めた薄熙来氏失脚などの問題を抱えている。

西安当局はウェブサイトで、市内の一部地域での「違法な」抗議行 動を禁止すると発表。「国益」という名の下での破壊行為は認められな いとした。

広東省広州では16日に、日本車への破壊行為で容疑者7人が拘束さ れた。地元当局がウェブサイトで明らかにした。そのほか、窓ガラスや 看板を破壊した3人も拘束された。

中国外務省の洪磊報道官は17日の北京での記者説明会で、「中国は 法治国家であり、外国市民とその資産を守る」と発言。「中国国民に も、冷静さを取り戻し重要な要求は法律に従って行うよう求める」と語 った。

--取材協力:Helen Sun、Alfred Cang、Tian Ying、Daniel Ten Kate、Penny Peng.

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