今週の米経済指標:8月の住宅着工件数、4年ぶりの高水準か

今週発表される米経済指標では、8 月の住宅着工件数と中古住宅販売件数がいずれも増加したもようだ。住 宅市場が米経済の数少ない明るい部分の一つであることが示されるとエ コノミストはみている。

ブルームバーグが実施したエコノミスト調査の予想中央値による と、米商務省が19日発表する8月の住宅着工件数は年率換算で76万5000 戸と前月の同74万6000戸を上回り、約4年ぶりの高い水準になったもよ う。全米不動産業者協会(NAR)が同日発表する8月の中古住宅販売 件数は456万戸(年率換算)と前月の447万戸から増え、3カ月ぶりの高 水準が見込まれている。

過去最低水準の借り入れコストと不動産価格の下落が販売を促し、 住宅市場の回復を後押ししている。米景気と雇用の押し上げを図るた め、米連邦準備制度理事会(FRB)は住宅ローン担保証券(MBS) を無期限で購入する計画を先週発表した。

ウェルズ・ファーゴ・セキュリティーズのシニアエコノミスト、マ ーク・ビトナー氏は「住宅市場からある種の大きな貢献が得られる地点 に、われわれが近づいているとは思わない」と述べた上で、「住宅購入 予備軍の多くは必要な資金や貯蓄が不足しており、依然として相当な逆 風が吹いている」と指摘した。

原題:Homebuilding Probably Climbed With Sales: U.S. Economy Preview(抜粋)

--取材協力:Kristy Scheuble.

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