スペイン経済相:新たな緊縮策否定-EUには行動可能性示す

スペインのデギンドス経済・競争力 相は2012年の財政赤字削減目標について、さらなる歳出削減なしに達成 可能だと発言する一方、欧州連合(EU)各国の財務相には追加措置を 既に準備していると述べ、同国の財政状況について異なるメッセージを 発信した。

スペイン政府が追加的な緊縮策を取らずに財政赤字を削減できるか どうか懐疑的な見方が強まっている。同国は財政赤字を国内総生産 (GDP)比で6.3%に削減するため、これまでに1000億ユーロを上回 る歳出削減・増税措置を取ってきた。

デギンドス経済相は15日のEU財務相会合後のニコシアでの記者会 見で、「われわれは目標達成にはこれらの措置で十分だと考えている」 と語った。スペインの首都マドリードで15日に数千人が予算削減の抗議 デモを行う中で、同相は国内の懸念と財政赤字削減を求めるEUや投資 家の要求のバランスを取ろうとしている。

ドイツのショイブレ財務相は15日の記者会見で、「スペイン経済相 は非常に納得のいく形で、同国が予算政策決定で軌道に乗っており、コ ミットメントを達成すると説明した」と述べるとともに、「同相は経済 情勢の悪化が追加的な問題に」つながれば、「さらなる措置を取ると語 った」ことを明らかにした。

原題:Guindos Pledges No New Austerity While Telling EU Spain May Act(抜粋)

--取材協力:Rainer Buergin.

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