中国共産党政権、期間の長さでソ連に迫る-改革必要との声も

次の中国トップに内定している習近 平国家副主席の動静をめぐる懸念が広がる中で、秋の指導部継承を経 て、中国共産党の支配期間が旧ソ連の共産党に近づくと見込まれてい る。

ブルームバーグ・ニュースが7カ国の中国担当政治アナリストを対 象にここ2週間で実施した調査によれば、22人中21人が中華人民共和国 を1949年に建国した中国共産党が今後10年間は政権の座にとどまると答 えた。回答者のうち10人は党内の民主化支持拡大といったある程度の変 革の可能性を指摘、1人は分裂を予想した。

10年に一度の指導部交代のある共産党大会を控え、胡錦濤国家主席 の後任とされる習氏(59)が公の場に姿を現していない状況が続いてい ることから、習氏の健康状態をめぐる憶測が飛び交っている。

香港中文大学の林和立教授(歴史学、非常勤)は、「改革がなけれ ば、中国共産党の命運も尽きる。同党はまだレーニン主義者の党で、基 本的には依然としてソビエト連邦時代の極めて古く時代遅れ機関の上に 成り立つ党だ」と説明した上で、適応できなければ「経済発展をも含め 全てに影響が及ぶ」と述べた。

中国共産党の課題はソ連が80年代後半に進めたような急激な政治・ 経済開放を回避しながら改革を実行することだ。91年のソ連崩壊ととも に幕を下ろしたソ連の共産党支配は74年続いた。

--取材協力:Nicholas Wadhams、Kevin Hamlin.

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