マンハッタン集合住宅:8月の空室率、3年ぶり高水準

ニューヨーク・マンハッタンの集合 住宅の空室率は8月、月間ベースで3年ぶりの高水準に達した。賃貸契 約件数が最も増える時期にもかかわらず、家賃高騰で借り手が市場から 追い出された。不動産ブローカーのシティ・ハビタッツが明らかにし た。

同社の13日のリポートによれば、8月の空室率は1.19%と、前年同 月の1%から上昇。2010年8月は0.88%で、09年8月は1.62%だった。

同社のゲーリー・マリン社長はインタビューで、集合住宅の平均賃 貸料が3月に過去最高となり、それ以降も毎月上昇を続けていることを 受け、借り手は手控えていると指摘。賃貸市場の閑散期を前にした空室 率の上昇で、家主が賃貸条件でより柔軟になる可能性があると述べた。

集合住宅の賃貸料はここ1年で急上昇している。分譲住宅の販売低 迷が賃貸需要を押し上げた。8月の平均賃貸料は3461ドル(約26万8500 円)と、シティ・ハビタッツが2002年に調査を開始して以来の最高 で、07年のピーク時の3394ドルを2%上回る水準。

原題:Manhattan Apartment Vacancy Rate Climbs as Rents Pass Record (1)(抜粋)

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