住友鉱株が4カ月ぶり高値、金価格上昇で収益拡大期待-東京市場

住友金属鉱山の株価が一時前日比71 円(7.7%)高の994円まで上昇し、5月11日以来の約4カ月ぶりの高値 を付けた。米国の金先物相場の急騰を受けて、金鉱山を国内外で操業す る住友鉱の収益拡大期待が高まった。午前10時18分現在の値上がり率は 東京証券取引所1部9位。

住友鉱の2013年3月期業績の金価格の前提は1オンス当たり1650ド ル。想定価格に比べて10ドル上昇するごとに営業利益、経常利益でとも に年間4億円の利益押し上げ効果を見込む。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物相 場は1オンス当たり1777ドルまで上昇した。米連邦公開市場委員会 (FOMC)が量的緩和第3弾(QE3)を発表したことを受けて、2 月以来の1770ドル台乗せとなった。

みずほインベスターズ証券の鈴木博行シニアアナリストは「金価格 が上がることでメリットを受ける銘柄は少ないが、金鉱山を持つ住友鉱 は価格上昇が業績に直結する」と指摘。住友鉱は国内では鹿児島県の菱 刈金鉱山、海外では住友商事とともにカナダ・ポゴ金鉱山をそれぞれ操 業している。

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