エクアドルを格上げ、中国からの融資確保で-米ムーディーズ

米格付け会社ムーディーズ・インベ スターズ・サービスは13日、エクアドルの信用格付けを1段階引き上げ たと発表した。中国からの融資が財政を支えるほか、格付けがより高い 国と比べ債務負担が小さいことが理由。

ムーディーズの資料によれば、エクアドルの格付けは投資適格級を 7段階下回る「Caa1」となった。格付け見通し(アウトルック)は 「ステーブル(安定的)」。政府の債務は国内総生産(GDP)の21% 相当で、Bクラスの格付け国の平均40%を下回るという。

今年42億3000万ドル(約3300億円)の財政赤字を見込んでいるエク アドルは、歳出拡大を賄うために原油値上がりと増税に頼ってき た。2008、09両年に計32億ドル相当のグローバル債がデフォルト(債務 不履行)に陥って以来、南米の同国は赤字を穴埋めするため中国と国際 機関からの融資を活用している。

ムーディーズのアナリスト、サラ・グレンドン氏は資料で、「12年 と30年に償還予定だったグローバル債のデフォルトに伴い国際資本市場 での資金調達はできなくなっているが、エクアドルは中国から相当額の 融資を確保している」と指摘した。

原題:Moody’s Raises Ecuador Rating on China Loans, Improved Finances(抜粋)

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