米QE3は日本の商社、機械、化学株にポジティブ-野村証の田村氏

米国の連邦準備制度理事会(FR B)が量的緩和第3弾(QE3)の実施を決めたことを受け、野村証 券の田村浩道チーフストラテジストは、日本株のセクターでは商社や 機械、化学にポジティブとの見解を示した。

田村氏は14日付のリポートで、マーケットに期待が一定程度織り 込まれていた点を踏まえると、きのうの金融市場は意外なほど素直に QE3を好感していると指摘。ただ、足元のマーケットはすでに相当 程度リスク選好度は強まっているとし、QE3導入による影響の持続 性は慎重に見ていた方がいい、としている。

その上で、一連の金融緩和強化に加え、中国景況感の回復に投資 家の信頼度が戻れば、年末の日経平均株価1万250円の確度は一段と 高まったと分析。過去のQE政策導入時における日本株のセクターパ フォーマンスを見ると、商社や機械、化学などのパフォーマンスが良 好で、これら業種はこのところ相対的にパフォーマンスが劣っていた こともあり、投資妙味も高いとしている。

同証調べの過去のセクターパフォーマンス上位は、前出の3業種 のほか、自動車、電機・精密、鉄鋼・非鉄、住宅・不動産、メディア、 小売、食品など。

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