ゴールドマン痛烈批判のスミス氏が来月出版-題は辞めた理由

米ゴールドマン・サックス・グルー プを3月のニューヨーク・タイムズ(NYT)紙への寄稿で痛烈に批判 し、同社の時価総額から21億5000万ドル(現在のレートで約1700億円) を吹き飛ばした元社員グレッグ・スミス氏の本が来月出版される予定 だ。同社でのキャリアについて自ら執筆した本だという。

スミス氏の著書「Why I Left Goldman Sachs: A Wall Street Story(仮訳:ゴールドマンを私が辞めた理由-ウォール街の物語)」 は10月22日にアシェット・ブック・グループ傘下のグランド・セントラ ル・パブリッシングから出版される。同社が12日に電子メールで発表し た。初版で15万部を予定しているという。グランド・セントラルの広報 ディレクター、ジミー・フランコ氏が明らかにした。

アシェット幹部でグランド・セントラルの発行人、ジェイミー・ラ ーブ氏は発表文で、「ニューヨーク・タイムズへの寄稿が昨春、嵐を巻 き起こしたように、この本も真の金融改革への行動を呼び掛けるきっか けになるだろう」と述べた。

フランコ氏によれば、スミス氏は別のライターや編集者の助言を受 けながら自身で執筆した。出版計画について12日報じたNYTによれ ば、スミス氏は33歳。

同氏は「なぜ私はゴールドマン・サックスを辞めるのか」と題した 手記を3月14日付のNYTに寄せ、ゴールドマンが「有害かつ破壊的 な」社風を持つようになったため、12年間務めた同社を退社すると説 明。社員は「顧客から金をむしり取ることを無情に話している」とし、 「5人のマネジングディレクターが自分の顧客を『操り人形』と社内メ ールなどで呼んでいるのを目にした」などと記し、ロイド・ブランクフ ァイン最高経営責任者(CEO)ら幹部が社員向けメモで反論する事態 に発展していた。

原題:Ex-Goldman Banker Greg Smith’s Book to Reach Stores Next Month(抜粋)

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