米生産者物価指数:8月は1.7%上昇、約3年ぶりの大幅な伸び

8月の米生産者物価指数(PPI) は、ここ3年余りで最大の伸びとなった。エネルギー価格の大幅上昇を 反映した。

米労働省が発表した8月のPPI全完成品は前月比1.7%上昇。ブ ルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト予想の中央値は1.2% 上昇だった。前月は0.3%上昇。

8月の食品とエネルギーを除いたコア指数は前月比0.2%上昇と、 伸びは市場予想と一致した。

RBSセキュリティーズの米国担当エコノミスト、オメイア・シャ リフ氏は「エネルギーを除けば、生産者物価は大半の分野でかなり抑え られている」と指摘。「米金融当局が大きく懸念することはなさそう だ。今回の統計内容について当局は、エネルギー価格の上昇は一時的と の見解と整合的と受け止めるだろう」と続けた。

項目別に見ると、エネルギー価格は前月比6.4%上昇。ガソリン が13.6%値上がりした。またヒーティングオイル(暖房油)は10.8%上 昇と、2010年10月以来最大の伸びとなった。

食品価格は0.9%上昇と、伸びは昨年11月以降で最大。卵や野菜、 乳製品の値上がりが反映された。

中間財は前月比で1.1%上昇。原材料は5.8%上昇した。

8月のPPI全完成品は前年比では2%上昇。前月は0.5%の上昇 だった。前年比の上昇率が加速したのは11カ月ぶり。コア指数は前年 比2.5%上昇だった。

い。

原題:Wholesale Prices in U.S. Rise Most in Three Years on Oil (1)(抜粋)

--取材協力:Alexandre Tanzi.

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE