中国、来年は23年ぶりの低成長へ-PIMCOのトルーイ氏

中国の経済成長鈍化が一段と深刻化 し、来年は23年ぶりの低成長になると、世界最大の債券ファンドを運用 する米パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO) は見込んでいる。輸出と投資のけん引力が衰えるという。

新興市場ポートフォリオ運用担当グローバル共同責任者、ラミン・ トルーイ氏(シンガポール在勤)は13日の電子メールで、中国の国内総 生産(GDP)成長率が2013年に「約7%」になり、「その後数年は同 様」の水準が続くとの見方を示した。同氏によれば、来年9月までの1 年間についてPIMCOは6.5-7%成長になると想定している。

トルーイ氏は「これまでの中国成長モデルのエンジンである純輸出 と投資は限界に達した」と指摘。「過去において中国指導部は構造的な 成長鈍化の間に改革を加速させるという課題に立ち向かってきたが、今 回は世界的な弱さという別の課題もある」と記した。

中国GDPの年間成長率が7%を前回下回ったのは1990年。89年に 起きた天安門事件の影響もあり、90年の成長率は3.8%に低下した。

トルーイ氏は、来年の7%成長は経済の「ハードランディング」で はなく、むしろ中国にとっての「ニューノーマル(新たな標準)」にな ると分析。「『ハードランディング』は突然の循環的な下方向への行き 過ぎを示唆するが、劇的というよりはもっと持続的で構造的な下方向へ のシフトがニューノーマルだ」とコメントした。

原題:China’s 2013 Growth Seen Slumping to 23-Year Low, Pimco Says(抜粋)

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