デメトリアデス氏:ECBの国債購入、実際には不要の公算も

欧州中央銀行(ECB)の政策委員 会メンバー、キプロス中銀のデメトリアデス総裁は、ECBの国債購入 が全く不要になる可能性もあるとの見方を示した。

同総裁は12日ニコシアでインタビューに応じ、ECBによる無制限 の購入という新たな計画の脅威によって「結局、実際の行動は不要にな るかもしれない」と語った。「中央銀行の無制限の火力に対抗して投機 をする人間はいないだろう。投資家がそれを知っている国の通貨は、そ の認識によって安定している。例えば、米連邦準備制度理事会 (FRB)に逆らって賭けをする人間はいない」と述べた。

ドラギECB総裁は7月26日に、ユーロ存続のためいかなる措置も 辞さないと表明。その後にスペインとイタリアの国債利回りは低下し た。ドラギ総裁は今月6日に新たな国債購入プログラムの詳細を公表。 救済基金の条件付きプログラムを受け入れた国の国債を無制限に購入す る計画を明らかにした。

デメトリアデス氏は「中銀が『いかなる措置も』と口にし皆がそれ を信じたとき、中銀はどの市場参加者も持たないすごい力を持つ」と語 った。

ECBの追加利下げに関する問いには、政策委員会が預金金利をマ イナスにすることにはためらいがあることを示唆し、「技術的に言って われわれに預金金利をマイナスにする用意があるとは思わない」と述べ た。

ECBの政策金利は現在0.75%。下限政策金利の中銀預金金利はゼ ロになっている。

原題:ECB’s Demetriades Says Bank May Never Need to Buy Bonds (1)(抜粋)

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