佐藤全銀協会長:シャープは「日本の産業構造の一部」協力へ

全国銀行協会の佐藤康博会長(みず ほフィナンシャルグループ社長)は13日の定例会見で、経営不振のシャ ープについて、「日本の産業構造の一部を担っており、できる限り協力 していく必要がある」と述べ、支援姿勢を示した。佐藤会長が頭取を務 めるみずほコーポレート銀行はシャープの主力行。

佐藤氏はシャープについて「モバイルPCの消費電力を抑えるオン リーワンの技術を持っている。日本の製造業の中心になる技術かもしれ ない」などと指摘。ただ、実際の融資は「技術を持っているから無制限 に貸すわけではなく、明確な審査、査定を踏まえて行う」としている。

シャープは主力の液晶事業の不振などで業績の悪化が止まらず、前 期は過去最悪の3761億円の連結最終赤字を計上。2012年4-6月期 も1384億円の赤字だった。8月末以降、米格付け会社のスタンダード& プアーズ(S&P)、ムーディーズが相次いで同社の投資判断を投機的 格付けに引き下げるなど、調達環境も悪化している。

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