林元経財相:為替の自由変動相場制、見直しを-自民総裁選に出馬表明

自民党の林芳正政調会長代理(参院 議員)は13日午前、党本部で記者会見し、総裁選(14日告示、26日投開 票)への立候補を正式表明した。公約では人為的に自国通貨安を実現し ている国が多数あると指摘した上で、国際協調の枠組みの中で自由変動 相場制を見直すべきと提案した。

林氏は「日本経済の再生を任せてほしい、そういう強い思いで多く の同志に支えられて立候補を決意した」と表明。「経済再生」を前面に 出した公約も発表した。

公約は為替相場について「多数の国家が人為的に自国通貨安を実現 している現実を踏まえ、自由変動相場制の見直しを提言し、その実現を 目指す」と明記した。

林氏は会見で、この提案について「投機筋の大きなアタックによっ て実物経済をやっている人が大きな影響を被らないような仕組みを考え ていかなければいけない。日米欧に中国を入れた多極間の話し合いとし てこういうものを決めていくということが最終的なゴールだ」と説明し た。

自民党総裁選には町村信孝元外相、石破茂前政調会長、石原伸晃幹 事長、安倍晋三元首相がすでに出馬を表明しており、林氏を含めて5人 が争う構図になりそうだ。

林氏は1961年1月生まれの51歳。蔵相などを務めた林義郎元衆院議 員の長男で三井物産などを経て95年の参院選で初当選。現在3期目。防 衛相、経済財政担当相などを歴任している。

一方、石原幹事長の総裁選公約が13日明らかになった。政権復 帰100日以内に「雇用確保・創出60万人計画」を策定することや、アジア の投資を呼び込む「投資庁」の創設などを盛り込んだ。

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