中国での株式発行ペース鈍化へ、景気減速響く-UBSのリ氏

中国の景気減速が企業の事業拡大意 欲を損ねることから、株式発行ペースが鈍化する。スイス最大の銀行 UBSの中国業務責任者デービッド・リ氏はこう指摘している。

ブルームバーグがまとめたデータによれば、世界2位の経済大国で ある中国での株式発行・売り出しは今年これまでで1195億元(約1 兆4700億円)と、昨年の同じ時期の2519億元から減少している。

リ氏は世界経済フォーラム(WEF)の会議が開催されている天津 市で12日にインタビューに応じ、「景気減速を考慮すれば、事業拡大の 規模を縮小しなければならなくなる企業もあるだろうし、株式発行活動 は鈍化する」と述べた。新規株式公開(IPO)を目指していた大企業 の大半がすでにIPOを実施したことから、平均的なIPO規模も縮小 するという。

リ氏は、UBSは中国を拠点とするチームの人材を継続的に「補 充」していると説明。中国で有能な人材を見つけることは依然として難 しいとも語った。UBSは昨年、総収入の13%余りをアジア太平洋地域 で稼いだ。ブルームバーグがまとめたデータによると、同地域での同行 の従業員数は6月末時点で約7600人。

原題:UBS Sees China Share Sales Decreasing Further as Economy Slows(抜粋)

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