ユーロ崩壊の可能性、1年前より低下-仏ソシエテCEO

フランス2位の銀行ソシエテ・ジェ ネラルのフレデリック・ウデア最高経営責任者(CEO)は12日、欧州 で最近行われた政策決定は「前進に向けた欧州の関与」を示すもので、 ユーロ崩壊の公算は小さくなっているとの認識を示した。

ウデアCEOはニューヨークでブルームバーグテレビジョンのイン タビューに答え、ユーロ崩壊のシナリオを「あまり信じていない」と し、「現時点でその可能性が1年前よりさらに低下しているのは確実 だ」と言明した。

ドイツの連邦憲法裁判所は同日、恒久的救済基金である欧州安定化 メカニズム(ESM)設立の条約批准を条件付きで認める判断を下し た。ESMは欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が発表していた国債 購入計画に協力することになる。ドラギ総裁は先週、ECBには支援を 必要とする国の短期国債を無制限に買い入れる用意があると表明した。

ウデアCEOは、ソシエテ・ジェネラルが「大半」のバランスシー ト調整を「終えている」と説明。「今後利益を確保する」とした上で、 銀行新規制「バーゼル3」の中核的自己資本比率については「2013年末 に9%強にするとの目標を達成する」とあらためて表明した。

また、法人・投資銀行部門で約1600人を世界で減らした同行は、同 部門に再び力を注ぐ方向に向かっていると述べ、「7-12月(下期)に こうしたコスト削減の全面的な効果の恩恵にあずかるはずだ」との見方 を示した。

原題:SocGen’s Chief Oudea Sees Lower Likelihood of Euro Breakup (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE