PIMCOのグロース氏:米国債の保有比率を引き下げ

米パシフィック・インベストメン ト・マネジメント(PIMCO)で世界最大の債券ファンドを運用する ビル・グロース氏は、8月に米国債の保有比率を昨年10月以来の低水準 に引き下げた。グロース氏は、米連邦準備制度理事会(FRB)の一段 の刺激策がインフレを再び招く恐れがあると警告した。

PIMCOのウェブサイトに12日掲載されたリポートによると、同 氏は「トータル ・リターン・ファンド」(運用資産2720億ドル=約21 兆1500億円)の米国債の組み入れ比率を8月末時点で21%と、前月 の33%から引き下げた。住宅ローン関連資産の保有比率は51%から50% に縮小した。PIMCOは組み入れ比率の毎月の変化について直接コメ ントしていない。

グロース氏は同日にツイッターで、FRBが2008年以来、借り入れ コストを低く抑えるために実施した2回の量的緩和(QE)に触れ、 「量的緩和はリフレーションを意図したもので、実質金利を押し下げ、 名目金利を押し上げている」と説明した。

ブルームバーグのエコノミスト調査では、回答者のほぼ3分の2が FRBは13日に量的緩和第3弾(QE3)を発表し、事実上のゼロ金利 政策を2015年まで延長する方針を示すと予測している。

原題:Gross Cuts Treasuries Holdings While Warning of Reflation (1)(抜粋)

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