米デルタ航空社長:羽田-米シアトル線就航を申請-アジア市場に自信

米デルタ航空のエドワード・バステ ィアン社長は13日、都内で会見し、羽田-米シアトル線の就航を7月末 に米運輸省に申請したことを明らかにした。同社長は、日本へのコミッ トメントを強化することが狙い、述べた。

デルタは、シアトルを羽田に乗り入れていない米国最大のゲートウ ェイと位置付けており、現在就航中の羽田-米デトロイト線からシアト ル線に入れ替える方針。ただ、他の米航空会社も羽田への乗り入れを希 望しているため、米運輸省が審査しており、結論は出ていない。

同社長は、日本国内での拠点として「成田空港と同様に羽田空港に もこだわりたい」と述べた。成田はアジア拠点のハブ空港として活用 し、羽田は都心に近い戦略的な空港としての利用を考えている、とし た。

アジアでの事業について同社長は、「日本でのわれわれのマーケッ トシェアはとても高いため、このままの路線を継続する形で大丈夫だ」 としたうえで、「アジアでは大韓航空や中国南方航空などのアライアン スパートナーで十分」と述べて自信を示した。

日本航空への出資については「予定はない」と語った。デルタ は2009年、日航の提携パートナーの座を巡り、アメリカン航空と競いあ った経緯がある。結果として、日航はアメリカンを継続して提携先に選 んだため、デルタが加盟する国際航空連合のスカイチームは日本に有力 なパートナーがないまま事業を展開している。

また、欧州の航空機大手エアバスを傘下に置く航空宇宙・防衛関連 企業のEADSと英BAEが統合で協議していることに関連して、「統 合しても、関係を続けることを望んでいる」と述べた。

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