ギリシャ首相、再協議でも連立政党から同意得られず-予算で

ギリシャのサマラス首相は、国際支 援受け取りの鍵となる115億ユーロ(約1兆1500億円)の予算削減策に 盛り込まれた賃金と年金の引き下げ計画について、連立パートナーから あらためて反対を突き付けられた。

サマラス首相は、いわゆるトロイカの査察団から批判された計画の 見直しのため、12日に民主左派のクベリス党首、全ギリシャ社会主義運 動(PASOK)のベニゼロス党首と会談したが同意を得られなかっ た。首相は9日の党首会談でも拒否されていた。トロイカは欧州連合 (EU)の行政執行機関、欧州委員会と欧州中央銀行(ECB)、国際 通貨基金(IMF)で構成される。

クベリス党首は、「トロイカとわれわれの欧州パートナーは、崩壊 が進んでいる社会にこのような措置を課すことはできないと理解すべき だ」とした上で、公務員削減の再要求は受け入れられないと言明した。

この結果、予算削減に関する最終的な政治公約がなされないまま、 ストゥルナラス財務相は、14日のユーロ圏財務相会合に参加することと なった。サマラス首相はこの公約が国の信用回復とユーロ圏残留に不可 欠だと述べていた。ストゥルナラス財務相は記者団に対し、近く合意が 成立すると望んでいるとした上で、ギリシャに関する決定は10月8日の 財務相会合までは行われないだろうと語った。

原題:Samaras Gets Second Rebuff From Partners on Greek Budget Cuts(抜粋)

--取材協力:James G. Neuger、Christos Ziotis.

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