野村:米州株式責任者オケリー氏が退社へ-海外事業見直しで

野村ホールディングスで米州株式事 業を率いてきたシアラン・オケリー氏が退社することが分かった。野村 は、海外事業の見直しを進めている。

ブルームバーグ・ニュースが入手したメモによると、オケリー氏 (44)は年末までは野村に残る。メモは米州部門のデービッド・フィン ドレイ最高経営責任者(CEO)によって書かれ、同社広報担当のジョ ナサン・ホジキンソン氏がその内容を認めた。

オケリー氏はバンク・オブ・アメリカ(BOA)で株式グローバル 責任者を務め、2009年に野村に入社。野村が収入拡大を目指して数百人 を採用する中で、米州事業の指揮を執ってきた。

野村の永井浩二CEO(53)は、14年6月までに海外事業を黒字化 する方針で、その一環として米州事業の費用を2億1000万ドル(約164 億円)削減する計画。同社は08年にリーマン・ブラザーズ・ホールディ ングスの欧州部門とアジア部門を買収して以降、海外での存在感確立に 苦慮してきた。

管理職の人材あっせん会社ギルバート・トウィード・インターナシ ョナル(ニューヨーク)のマネジングディレクター、リチャード・リプ スタイン氏は、オケリー氏は野村に採用された際、「多くの資金を使う 権限を与えられていた」ものの、野村の優先順位が変わる中で退社する ことになったと述べた。

野村の米州部門では、投資銀行事業の責任者だったグレン・シフマ ン氏が昨年退社した。同氏はリーマンでアジア太平洋地域の投資銀行事 業を率い、買収に伴って野村入りしていた。

オケリー氏は09年まで7年間BOAで勤務。それ以前はシティグル ープに11年間在籍し、2000年から02年まで株式トレーディング責任者を 務めていた。

野村の米州部門の従業員数は09年3月時点の900人から2350人へと 拡大していた。

原題:Nomura’s Americas Equities Chief O’Kelly Is Leaving Bank (2)(抜粋)

--取材協力:Bradley Keoun、Michael J. Moore.

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