イタリア入札:3年物コスト2年で最低-独憲法裁判断の翌日

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イタリア政府が13日に実施した国債 入札で、3年債の落札利回りはほぼ2年で最低となった。12日にはドイ ツの連邦憲法裁判所が恒久的救済基金の合憲性を認め、6日には欧州中 央銀行(ECB)が無制限の国債購入プログラムの詳細を発表してい た。

40億ユーロ相当の3年債の平均落札利回りは2.75%と、7月13日の 入札での4.65%から低下した。ブルームバーグのデータによれば、3年 物の落札利回りとしては2010年10月以来で最低。応札倍率は1.49倍(7 月は1.73倍)だった。

ニューエッジ・グループの債券アナリスト、アナリサ・ピアッツァ 氏(ロンドン在勤)は入札前に、「年限が短めのイタリア債は、ECB が相当規模の購入を開始すると考えている向きには引き続き人気が高い だろう」と話していた。

入札後のローマ時間午前11時28分現在、イタリア10年債利回りは前 日比2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の5.058%。

政府は10億ユーロの5年債と15億ユーロの2026年償還債も発行。落 札利回りはそれぞれ3.71%と5.32%だった。3年債を合わせた発行総額 は65億ユーロと目標上限に一致した。

イタリアがECBの債券購入を求めるつもりは当面ないと今月に入 って強調していたモンティ首相は、12日のドイツ憲法裁の判断を「素晴 らしいニュース」と歓迎。憲法裁が条件を付けたからといって高債務国 の国債利回り押し下げを妨げることにはならないと語っている。

原題:Italy Sells 3-Year Debt at Lowest Yield in Almost 2 Years (抜粋)

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