英国債:10年債下落、独憲法裁のESM承認で安全需要が後退

12日の英国債市場では10年債相場が 3日続落。ドイツの連邦憲法裁判所が恒久的救済基金である欧州安定化 メカニズム(ESM)の批准を認める判断を下し、安全資産需要が後 退。利回りは5月以来の高水準に達した。

スコシアバンク・ヨーロッパのエコノミスト、アラン・クラーク氏 (ロンドン在勤)は英国債が下げた理由について、「憲法裁判所の判断 で、ユーロ圏の救済パッケージへの障害がまた一つ取り除かれた」と説 明。「今日はリスク選好日だということだ。資金が安全資産に逃げる流 れは逆転している。英経済指標もセンチメントに影響している」と続け た。

ロンドン時間午後4時22分現在、英10年債利回りは前日比9ベーシ スポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し1.83%。一時は1.85%と、 5月23日以来の高水準を付けた。同国債(表面利率1.75%、2022年9月 償還)価格は0.83下げ99.28。

英政府統計局(ONS)がこの日発表した失業保険申請ベースの8 月の失業者数は前月比1万5000人減少し、157万人となった。ブルーム バーグ・ニュースがまとめたエコノミスト30人の調査中央値では前月比 変わらずが見込まれていた。

原題:Gilts Fall Third Day as German Court Ruling Damps Safety Demand(抜粋)

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