エラリアン氏:米超低金利の時間軸、15年まで延長の公算大

米パシフィック・インベストメン ト・マネジメント(PIMCO)のモハメド・エラリアン最高経営責任 者(CEO)は、米連邦公開市場委員会(FOMC)が事実上のゼロ金 利政策を2015年まで延長すると発表する「可能性が高い」との見方を示 した。

ブルームバーグが実施したエコノミスト調査ではほぼ3分の2が、 FOMCが13日の会合終了後に量的緩和第3弾(QE3)を発表すると 予想している。これまで2回の量的緩和では合計2兆3000億ドル相当の 債券を購入したが、労働市場を活性化できておらず、失業率は43カ月連 続で8%を上回っている。連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ 議長はこうした状況を「深刻な懸念材料」と述べている。

エラリアンCEOはブルームバーグラジオのインタビューで、「最 も可能性が高いのは、金利政策の時間軸を2015年遅くまでへと延長する ことだと当社はみている」とし、「QE3が実施される公算も大きい。 今回か、もしくは12月までにありそうだ」と加えた。

一方で、超過準備に支払う金利の引き下げや国内総生産(GDP) 成長に目標を設定する可能性は低いとの見方を示した。

FOMCは12日から2日間にわたり会合を開催し、米東部時間13日 午後0時半ごろに声明を発表する予定。同日午後2時には最新の経済見 通しが示され、2時15分ごろからバーナンキ議長が記者会見を行う。

エラリアン氏は、米金融当局や欧州中央銀行(ECB)は危機もし くはテールリスクの回避・最小化を手助けすることはできるが、必ずし も「経済成長改善という結果」をもたらすことはできないと指摘。

経済成長の改善には「他の政策当局者も役割を果たす必要がある が、これまでのところその動きは見られない」とし、「最終的には、労 働市場の機能改善に向けて何かしなければならない」と続けた。

原題:Fed Likely to Push Zero-Rate to 2015, El-Erian Says: Tom Keene(抜粋)

--取材協力:Joshua Zumbrun、Jeff Kearns、Ken Prewitt.

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