バーゼル委が流動性規制で協議-今やるかやめるかの瀬戸際か

国際決済銀行(BIS)のバーゼル 銀行監督委員会は11日、流動性規制をめぐる取り決めに道を開く3日間 の協議を開始した。民間銀行や欧州中央銀行(ECB)はこうした規制 が景気回復を損ねる恐れがあると警告している。

事情に詳しい3人の関係者によれば、バーゼル委は来年1月として いる流動性カバレッジ比率(LCR)の見直し期限を守ろうと、内部で 対立している意見の調整を進める。ドラギECB総裁はこうした措置は 銀行融資の息の根を止めるリスクがあると指摘。一方、米国などの他の 監督当局はLCRを薄めれば基準を無意味にする可能性があるとの見方 をしているという。

フェデラル・ファイナンシャル・アナリティクスのマネジングパー トナー、カレン・ショー・ペトルー氏は電子メールで、「LCRについ ては今やるか、そうでなければ決してできないかだ。バーゼル委が意見 の違いを取り繕う以上の合意をまとめることができなければ、米国と英 国は独自の規定を実施し、欧州連合(EU)は身を引き、世界的な流動 性の枠組みは消滅することになるだろう」と指摘した。

原題:Basel Group Faces ‘Now or Never’ Chance on Bank-Liquidity Rule(抜粋)

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