米レッグ・メイソンのフェティング会長辞任へ-ペルツ氏が圧力

物言う株主として知られるネルソ ン・ペルツ氏から圧力を受けている米資産運用大手レッグ・メイソン は、顧客の資金引き揚げが5年近くにわたり歯止めがかからない状況を 受け、マーク・フェティング会長兼最高経営責任者(CEO)が退任す ることを明らかにした。

レッグ・メイソンの11日の発表によると、フェティング会長兼 CEOはペルツ氏との合意期限が切れる2カ月前の10月1日付で退任す る。暫定CEOにはグローバル・ディストリビューション部門責任者の ジョゼフ・サリバン氏を起用し、取締役会は後継CEOを探す。非常勤 会長には取締役のW・アレン・リード氏が就く。

フェティング氏(56)は顧客の解約に歯止めをかけ、2008年の CEO指名以来65%下落している同社株価を反転させることに苦戦して きた。企業に経費削減や事業分割による企業価値の増大を迫ることで知 られるペルツ氏が09年にレッグ・メイソンに投資して以来、フェティン グ氏は人員削減や運用部門の経費見直し、自社株買いを進めていた。ス タイフェル・ニコラウスのアナリスト、ジェフリー・ホプソン氏はイン タビューで、レッグ・メイソンが次期CEOを探す際に、運用部門の一 部売却を模索する可能性があると指摘した。

ペルツ氏が率いるトライアン・ファンド・マネジメントはレッグ・ メイソンの筆頭株主。ペルツ氏は議決権を増やしたり売却を迫ったりし ないことなどに合意した上で09年10月にレッグ・メイソンの取締役会に 加わった。この合意は11月30日に期限が切れる。

レッグ・メイソンの株価は11日のニューヨーク市場で前日比5.4% 高の26.85ドルで終了。

原題:Legg Mason’s Fetting to Quit as Peltz Standstill Deal Ends (4)(抜粋)

--取材協力:Sree Vidya Bhaktavatsalam.

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