鉄鉱石が4日続伸、上昇率は3年で最大-インドの採掘禁止で

鉄鋼原料の鉄鉱石の価格が4営業日 連続で上昇し、4日間の上昇率は過去約3年で最大となった。インドが 採掘禁止措置を導入したほか、中国が地下鉄や鉄道建設向け支出の増額 を計画していることが背景にある。

スチール・インデックスのデータによると、中国の天津港の鉄鉱石 価格は11日、前日比5.5%上昇し1ドライトン当たり100.20ドルと、8 月22日以来の高値を付けた。4日間の上昇率は16%と、2008年12月26日 以降で最大。

インドのゴア州は、同州委員会が違法採掘による損害額が3494億ル ピー(約4900億円)に上ると報告したことを受け、11日に採掘を全面的 に禁止する措置を取った。同州はインドの鉄鉱石輸出の半分以上を占め る。

GFIセキュリティーズ(ロンドン)のブローカー、ジョン・ライ ト氏は「インドの禁止措置により今後、市場への鉄鉱石供給が減ると予 想されるが、価格を押し上げているのは中国で巨額の投資が計画されて いるという情報だ」と指摘。「これらのプロジェクトにより鉄鋼需要が 改善するのは間違いないだろう。鉄鉱石価格の上昇が正当化されるため には鉄鋼価格が回復する必要がある」との見方を示した。

原題:Iron Ore Extends Biggest Rally in Three Years on India to China(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE