ベイナー米下院議長:歳出削減の合意に「自信はない」

ベイナー米下院議長(共和、オハイ オ州)は、1兆2000億ドルの歳出削減の1月発効を回避するための方 策で議会が合意に至るか「全く確信は持てない」と述べた。

ベイナー下院議長は10日、赤字削減目標を達成するための歳出削 減に代わる案の策定や、いわゆるブッシュ減税の12月31日失効の回避 を模索する動きが無いことについて、民主党が過半数を占める上院と オバマ米大統領の指導力の欠如を批判した。

米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスはこの日、 議会が対国内総生産(GDP)での債務比率を圧縮する政策を打ち出 さない限り、米国の信用格付けを引き下げる可能性があると発表。 ベイナー下院議長は記者会見でこれについて聞かれ、「全く確信が 持てない」と答えた。

ベイナー下院議長は「下院は役目を果たした」とし、「いずれ 上院が行動を取らなければならない」と指摘。「大統領はどこだ。 リーダーシップはどこへ行ったのか。無断欠勤だ」と批判した。

議会で「財政の崖」回避へ向けた協議は行われておらず、与野党ど ちらの議員からも、11月の大統領選挙までに本格的な交渉が始まるとは 期待しないとの声が出ている。

原題:Boehner Says He’s ‘Not Confident’ of Deal to Avoid Spending Cuts(抜粋)

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