欧州株:反発、ドイツ憲法裁の判断や米追加緩和に期待

11日の欧州株式相場は反発。ドイツ の連邦憲法裁判所が欧州安定化メカニズム(ESM)に関して予定通 り12日に判断すると明らかにしたことが手掛かり。米連邦公開市場委員 会(FOMC)が追加緩和措置を発表するとの観測も強まっている。

資産規模で欧州最大の銀行、ドイツ銀行は4.1%高。同行は利益率 向上を目指し、人員削減と報酬慣行の見直しを実施すると明らかにし た。英金融IGグループ・ホールディングスは第1四半期の収入が予想 と一致したとの発表をきっかけに6.5%上昇した。一方、英高級品メー カーのバーバリー・グループは上場来最大の下落率となる21%安。同社 は通期利益がアナリスト予想の下限になるとの見通しを示した。

ストックス欧州600指数は前日比0.3%高の272.58で終了。3週間ぶ りの高値となった。欧州中央銀行(ECB)が無制限の国債購入プログ ラムで合意したことなどを背景に、同指数は年初から11%上昇してい る。

バークレイズのウェルスマネジメント部門の株式ストラテジスト、 ヘンク・ポッツ氏(ロンドン在勤)は「中央銀行は欧米の両地域で求め られている刺激策の実施に一段とコミットしているようだ」と指摘。 「FOMCからは新たな量的緩和策の発表があると予想している」と述 べた。

FOMCは13日の会合後に声明を発表。その前日となる12日に、ド イツの連邦憲法裁判所はESMの合憲性について判断する。

この日の西欧市場では、18カ国中15カ国で主要株価指数が上昇し た。

原題:European Stocks Advance on German Court, Fed Easing Speculation(抜粋)

--取材協力:Alexis Xydias.

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