米格下げも、債務削減交渉がまとまらない場合-ムーディーズ

米国は予算をめぐる2013年の交渉で 債務を対国内総生産(GDP)比で圧縮しない限り、最上位格付けを失 う恐れがある。米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービス が見解をまとめた。

議会予算局(CBO)は8月22日に発表した半期報告で、連邦予算 をめぐるこう着状態を議会が打開できず、「財政の崖」に直面した場 合、米国は来年恐らくリセッション(景気後退)入りすると指摘した。

ムーディーズが11日発表した文書によると、予算をめぐる協議が失 敗に終わった場合、米国の信用格付けは「Aaa」から「Aa1」に引 き下げられる可能性がある。

ムーディーズは昨年8月、議会で歳出削減や債務上限引き上げの協 議が難航したことを受けて、米格付けの見通しを「ネガティブ」とし た。スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は同時期に米格付けを 「AAA(トリプルA)」から「AA+(ダブルAプラス)」に引き下 げた。

ムーディーズのシニアバイスプレジデント、スティーブン・ヘス氏 は11日の電話インタビューで、「2013年に具体的な案が打ち出されるの かどうかを見極める」と述べ、「何の結果もなく、本格的な債務削減を 先送りするのであれば、格下げ実施は来年になるだろう」と続けた。

原題:U.S. Rating May be Cut by Moody’s if Debt to GDP Not Reduced(抜粋)

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