中国株(終了):上海総合指数、1週ぶり大幅安-景気懸念で

中国株式相場は反落。指標の上海総 合指数が1週間ぶりの大幅安となった。中国の乗用車販売台数が市場予 想を下回り、オーストラリアのマッコーリー・グループが中国の成長率 見通しを引き下げたことで、同国経済が一段と減速しつつあるとの懸念 が広がった。

セメントメーカーの安徽海螺水泥(600585 CH)と建設機械メーカ ーの三一重工(600031 CH)がインフラ関連銘柄の下げを主導。両銘柄 ともに10日までの3営業日で大きく上昇していたため、株価は過大評価 されているとの見方が強まった。中国人寿保険(601628 CH)や不動産 開発の金地集団(600383 CH)も売られた。

中国国内の乗用車生産で独フォルクスワーゲン(VW)と提携する 一汽轎車(000800 CH)は2%安。中国乗用車販売台数が8月に2カ月 連続でアナリスト予想を下回ったことや、政府がガソリンとディーゼル 油の価格を引き上げたことが響いた。値上げは約1カ月で2度目。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の両方に連動する 上海総合指数は前日比14.34ポイント(0.7%)安の2120.55で終了。上 海、深圳両証取のA株に連動するCSI300指数は0.6%安の2311.89で 引けた。

華西証券の魏瑋アナリスト(上海在勤)は「市場はここで一服が必 要だ。投資家は政府が発表したインフラ投資計画がどのように実行され るかを見極めたい」と述べた上で、「投資家はまた、こうした措置が景 気鈍化を食い止めるのに効果的かどうか判断するだろう」と語った。

原題:China’s Stocks Drop Most in a Week on Concerns About Economy(抜粋)

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