米国、恵まれない子供たちの大学進学で他国の後塵拝す

米国は経済的・社会的に恵まれない 子供たちを大学に進学させるのが誇りだと長く自慢してきたが、今やそ の誇りも的外れになってしまったのかもしれない。

経済協力開発機構(OECD)が11日発表した報告書によれば、米 国で大学教育を受けていない両親の子供が大学に行く割合は29%で、先 進国中で最低となった。

25-34歳で高等教育を受けた割合は米国は37カ国中14位。1世代 前、米国はトップだった。報告書は「教育水準が低い家族に生まれた子 供が高等教育を受ける割合は米国では特に低い」と分析。報告書による と、大学教育を受けていない両親が子供を4年生大学に進学させる順位 で、米国はカナダとニュージーランドを除く全ての国を下回った。

OECDの教育担当副ディレクター、アンドレアス・シュライヒャ ー氏は、こうした米国の状況の背景には、水準の低い学校に移民など恵 まれない人々の子供が集中しているなど小学校から高校までの不平等が あると指摘した。

シュライヒャー氏は、他国が進展を見せる一方、米国では恵まれな い家族が置き去りにされ、米国は国際的な競争力を損ねかねないリスク に直面していると説明した。

原題:EMBARGOED STORY HEADLINE(抜粋)

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