住商系テレビ通販会社:タイ以外のアジア進出目指す、露なども有望

住友商事系で国内テレビ通販最大手 のジュピターショップチャネルは来年6月以降にタイで事業参入を図る ほか、他のアジア地域での進出も目指す。アジア以外ではロシアやトル コでのテレビ通販市場も有望とみて将来的な進出も検討する。

篠原淳史社長が11日都内で開催したメディア向け説明会で述べ た。24時間生放送でテレビ通販事業を展開する同社の海外進出は初め て。「まずはタイでの立ち上げに全力を尽くす」という。すでに人員7 人を派遣し、現地で百貨店を運営するセントラル・リテール・コーポレ ーションと流通大手サハグループの卸売り会社と合弁設立検討を進めて いる。

タイ以外にも現地パートナーと組み、テレビ放映権を安定的に確保 できる国で海外展開を拡大していく方針。アジア以外ではロシアやトル コが市場としては有望との見方も示した。国内のテレビ通販事業だけで は今後大きな成長は見込みづらいことから電子商取引(EC)事業など とともに海外事業を強化する。

2012年3月期の売上高は1209億円、純利益は120億円だった。篠原 社長は今後「緩やかな増収増益を目指す」とし、利益率については現在 の約10%から1-2ポイントの引き上げは可能と述べた。ジュピターシ ョップチャネルは住友商事の完全子会社だったが、7月末に米投資ファ ンドのベイン・キャピタルに50%を譲渡した。

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