インドネシア富豪、パーム油への投資拡大-GICも出資

インドネシアの富豪、セオドア・ラ チマット氏とベニー・スビアント氏が保有するパーム油生産会社、トリ プトラ・アグロ・ペルサダは、栽培地域を2015年までに約67%拡大する 方針だ。新規株式公開(IPO)に向け準備を進めている。

トリプトラ・アグロ・ペルサダのアリフ・ラチマット最高経営責任 者(CEO)は7日、ジャカルタでのインタビューで、同社が05年の創 業以降、プランテーションの買収を進め、現在は約30万ヘクタールを保 有していることを明らかにした。米投資会社TPGキャピタルのインド ネシアでのパートナー、ノーススターとシンガポール政府投資公社 (GIC)の出資を得て、栽培地域を12万ヘクタールから少なくとも20 万ヘクタールに拡大する計画だ。

ラチマットCEOは、IPOを3-5年以内に計画していると述 べ、「最適な時期に実施する方針だ。商品相場の行方を予想するのは難 しい」と指摘した。

世界2位の生産国であるマレーシアの指標となるパーム油価格は、 中国と欧州の景気鈍化で消費が減退したため、今年に入って10日まで に7.5%下落している。会計監査大手プライスウォーターハウスクーパ ース(PwC)が今年発表したリポートによると、バイオディーゼルや 発電向け消費の拡大により、世界のパーム油の需要は「力強い伸び」を 示すと予想されている。

原題:Billionaires Bet on Palm Oil With GIC, Northstar: Southeast Asia(抜粋)

--取材協力:Yudith Ho.

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE