サウジ石油相:原油相場上昇は需給関係で正当化できず

サウジアラビアのヌアイミ石油鉱物 資源相は、世界の原油の需給と在庫水準は現在の相場上昇を正当化して いないとの見解を示した。国営サウジ通信(SPA)が報じた。

ヌアイミ石油相は10日、「サウジアラビアは国際石油市場の相場上 昇を懸念している」と述べ、「原油相場は市場のファンダメンタルズ (需給関係)に下支えされていない。市場は十分に均衡しており、フォ ワードカバーは引き続き容認できるレンジの範囲内にあるし、在庫は十 分過ぎるほどだ」との見方を示した。

欧州連合(EU)によるイラン産原油の禁輸措置が7月1日に発効 したため、北海ブレント原油相場は終値ベースで今年の最安値を付けた 6月21日以降、29%上昇している。ブレント原油は世界の原油の半分以 上の指標となっている。

世界最大の原油輸出国であるサウジの産油量は過去約30年で最高に 近い水準にある。

原題:Naimi Says Supply and Demand Don’t Justify Rising Oil Prices (1)(抜粋)

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