米マイクロソフト、15%増配の可能性-手元資金が増加

米マイクロソフトが四半期配当 を15%引き上げることを月内に発表する可能性がある。ブルームバーグ の集計データで明らかになった。ソフトウエア世界最大手の同社では手 元資金が膨らんでいる。

マイクロソフトの取締役会は通常、9月に配当を決定するための会 合を開く。昨年は25%の増配を実施、2年連続で配当を引き上げた。ア ナリストらは、配当を1株当たり3セント引き上げ23セントにすると予 想した。

同社の6月30日時点の現金と短期投資は630億ドル(約4兆9300億 円)余りに急増した。前回の増配前の昨年6月30日時点では528億ドル だった。増配が今年実施されれば株主への恩恵となるが、保有する現金 の大半が海外にあり国内に還流すれば課税されることから、増配余地は 制約されている。

ゴールドマン・サックス・グループのアナリスト、ヘザー・ベリー ニ氏はリポートで、配当の決定の際、「取締役会は国内で利用可能な現 金の額などの要素を検討する公算が大きい」と指摘。「同社と取締役会 が増配に関する判断の際に目安にする指標の一つは、前年の営業利益の 伸びだ」とした上で、「2012年通期の営業利益の伸び率が3%にとどま り、前年の12%から大幅に低下したことから、増配率も25%から鈍化す ると予想する」と説明した。同氏は1株当たり2セント(10%)の増配 を見込んでいる。

マイクロソフトの広報担当、ピーター・ウートン氏はコメントを控 えた。

原題:Microsoft May Raise Dividend by 15% as Cash Hoard Increases (1)(抜粋)

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